世界20か国に展開する国際塾CURIOOkids(キュリオキッズ、本部・香港)ではこのほど、生卵を高所から割らずに落とす機体をつくる「エッグドロップコンテスト」を福岡市東区で開きました。「エッグドロップ」とは何のことで、どんな学びがあるのでしょうか。準備から当日までをレポートします。
エッグドロップとは
「エッグドロップ」は探究型ワークショップのひとつです。アメリカの大学で1990年代に始まり、欧米の学校では定番となっています。卵を守るための機体をつくり、高い場所から落下させるプロセスを通じて、 物理やデザイン、設計といった要素を学びます。
キュリオキッズでも3~12歳まで、すべてのクラスで取り入れています。
3~5歳のクラスでは、まずはモノが落ちる原因である「重力」について、英語「で」学びました。ちなみに重力は「gravity(グラビティ)」といいます。
続いて身近なモノを使って工夫を凝らし、どうすれば卵が割れないか、アイデアを出し合いました。
「割れないかな」と知恵を絞り、制作に励みます。重力や落下速度について学びながら、科学への興味を育みます。物理への興味を年少から育てるのが狙いです。問題を見つけたり、解決したりする力を育む「STEAM(スチーム)教育」のひとつです。
6〜9歳のレッスンでは、機体に卵パックや毛玉などを使っています。「ゆっくり落ちる方が割れない」「卵を衝撃から守ると割れない」といった理論も学びます。
みんな気分は科学者ですね。
エッグドロップコンテスト当日
いよいよコンテスト当日です。会場はキュリオキッズ照葉スタジオがある「アイランドアイ」です。青空ですが海から強い風が吹き、機体はどんなふうに舞うのでしょうか…。絶好の「エッグドロップ日和」です。
子どもたちはまず、レッスンで作った自分の「世界に一つだけの作品」を展示しました。英語「で」自分の機体についてプレゼンし、設けられたデザイン賞、アイディア賞へのアピールも忘れません。
落とす高さは自分の「自信度」に応じて、ステージの上からか、2階からかを選びました。
シェリル先生、ダニエル先生たちが、作品をひとつずつ落としていきました。開封してみて、卵が割れていなければ「Awsome(=オウスン、すごいの意味)」、割れていたら「ザンネン!」と、シェリル先生が叫びました。
卵は割れるかな、どうかな…。見つめるまなざしがワクワクを現していますね。
キュリオキッズの無料体験へ
キュリオキッズは世界20か国に展開する国際教育ブランドです。英語「で」テクノロジー、デザイン、起業家精神(アントレプレナーシップ)を学びます。
子どもたちがこれからの社会を生き抜く力を育めるよう、独自のカリキュラムを作成しています。エッグドロップコンテストのように自分で考え、表現する力を英語「で」育てます。
とはいえ最初は「英語を習うのは初めて」というお子さまがほとんどです。日本語でしっかりサポートをさせていただきますのでご安心ください。
福岡の百道浜、照葉、高宮(2023年4月開校)の各スタジオで無料体験を実施中です。ぜひお問い合わせください。