国際語学教育会社の「EFエデュケーション・ファースト」(本社・スイス)による英語能力ランキング2022年版によると、英語が母語ではない世界111か国・地域で、日本人の英語力は80位でした。世界20か国に展開する国際塾・キュリオキッズ(本部・香港)が解説します。
EF英語能力指数とは
EF英語能力指数は2022年、世界111の国・地域から210万人が参加した無料のテスト(オンライン)を分析し、国・地域別ランキングにしています。歴代最多のデータ集計に基づいています。日本は111か国・地域の中で80位でした。初回調査の2011年は14位(40か国中)でしたが、参加国の増加につれて順位を落としています。
アジアの国・地域でみると、シンガポールは首位のオランダに次ぐ2位でした。次いでフィリピンの22位、マレーシアの24位などとなっています。韓国は36位、中国は62位で、いずれも日本を上回っています。
日本はアジア24か国中では14位でした。
出典:EFエデュケーション・ファースト
日本の伝統的な英語教育とは
日本の英語教育は、文法と語彙を中心にして学ぶのが一般的です。文を文法的に分解して訳していくので、学習者の母語である日本語を使います。
言語の構造(文型)を中心に学ぶので、文型を繰り返し声に出します。こちらは学習する言語である英語を使います。
授業は教師主導で進んでいくので、大人数の授業を進めるのに有効です。正確さを求めるので点数化しやすく、必ずしも教師側に英語力が求められません。
キュリオキッズのメソッドとは
キュリオキッズでは、意味や機能を重視します。主に学習する言語である英語を使い、学習者中心で進んでいきます。少人数のレッスンで有効な方法ですが、正確さは必ずしも重要ではないので、点数化が難しいとされます。また教師には高い英語力が求められます。
言語を「手段」として位置づけています。習得を目指す英語で、別の科目を学びます。このため必要に応じて母語を使用するのは、言語を習得することが目的ではないからです。
キュリオキッズの英語レベル
キュリオキッズは8人までの少人数制で、アウトプットを重視しています。3~12歳を9レベルに分け、下記の表のようなレベルが目安です。
国際指標CEFR(セファール)とは、欧州評議会が開発し、2001年に公開された指標です。英語に限らず外国語の能力を同一の基準で評価しています。A1・A2(基礎)、B1・B2(自立)、C1・C2(熟達)と6レベルで表現されます。実用英語検定についてのキュリオキッズの考え方は、ぜひ下記をお読みください。
https://www.curioo.co.jp/blog/202305eiken
年齢
|
国際指標CEFR
|
実用英語検定
|
10-12歳
Pathway5
|
A2 高
|
準2級・2級
|
9-11歳
Pathway4
|
A2 中
|
準2級・2級
|
8-10歳
Pathway3
|
A2 低
|
準2級
|
7-9歳
Pathway2
|
A1 高
|
3級・準2級
|
6-8歳
Pathway1
|
A1 中
|
3級
|
6-7歳
Explorer2
|
A1 低
|
3級
|
5-6歳
Explorer1
|
プレA1 高
|
4級
|
4-5歳
Pre-Explorer2
|
プレA2 中
|
4級
|
3-4歳 Pre-Explorer1
|
プレA1 低
|
5級
|
キュリオキッズのサマープログラム:子どもが真ん中のレッスン、ぜひ体験を!
日本進出2年目の今年は、4つのサマーキャンプを用意しています。百道浜、香椎、高宮の3スタジオでは3歳~12歳が対象(クラスによる)です。クアラルンプール、米ロサンゼルスでも開かれます!
詳細はぜひお問い合わせください。気になる点がございましたら、何でもご相談ください。
キュリオキッズの無料体験へ
キュリオキッズではすでに次世代に必要な英語・アントレプレナーシップ(起業家精神)・テクノロジー・創造性の4スキルを学べる教室です。
2022年に百道浜スタジオ、照葉スタジオ、2023年4月には高宮スタジオを開校しました。
従来の学校教育の補完的機能としての塾ではなく、子どもたち一人一人の「好き」や「疑問」に対して探究型で「生きた英語」+非認知能力(テストなどで数値化できない能力)+未来に必要なスキルを手に入れることを狙いとしています。
子どもたち一人一人の魅力を引き出すために最大8人までの少人数制で、子どもたち自身が能動的に学ぶアクティブラーニングの手法を取り入れ、個性を尊重しているのが特徴です。
個性を尊重する「キュリオキッズ」の教育メソッドは、国際教育界のアカデミー賞と称される「The PIEoneer Awards 2022」にてノミネートされ、世界中から注目を集めています。ぜひ無料の体験レッスンにお申し込みください。